結膜弛緩症について
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結膜弛緩症は白目の薄皮がゆるむ病気です  結膜弛緩症(けつまくしかんしょう)は黒目(角膜)の周りを囲む白目(結 膜)がゆるんでシワになり色々な症状を生じる病気です。比較的ご高齢の方に 多いのですが、若い方でもみられます。男性にも女性にも起こります。 ・結膜弛緩症では目の不快感が起こります  下まぶたのすぐ上に少し充血した白目がヒダ上に見えるのが特徴です。まば たきの時に、白目がまぶたに挟み込まれて刺激を受けることにより異物感や充 血などの結膜炎の症状が起こります。 ゆるんだシワが乾きやすくなるなどの理由によりドライアイと似た乾燥感など も生じます。これらの症状は起床後すぐに現れることが多いようです。 ・結膜弛緩症は涙目の主要な原因です  また、結膜弛緩症では目が涙っぽくなります。正常の方では、目の上にある 涙腺で作られた涙は、目頭にある涙点という小さなあなを通って鼻へ流れ出ま す。しかし、結膜弛緩症ではシワによりこの涙の流れがさまたげられて、涙が 目にたまることにより涙目になります。結膜弛緩症では涙は時々あふれ出る程 度の方が多く、一日中あふれ出る方では別の病気(鼻涙管閉塞症)の方が多い です。 
けつまくしかんしょう
弛緩した結膜 正常な方 結膜弛緩症